待ちの姿勢と寛容さ|うつ病の方との接し方を学ぼう【きめ細かな配慮が必要になる】

待ちの姿勢と寛容さ

診察

増えている心の病

昔に比べると大きく変わって来ているのが、職場の環境ではないでしょうか。残業時間の多さや過酷なノルマによって、心身が追い詰められるケースが増えています。日本人は我慢をすることが美徳だと思う傾向がありますが、それをすることで心が病んでしまうケースがあります。うつ病の患者は右肩上がりに増えていますし、うつが原因で自ら命を絶ってしまうことがあります。早めにメンタルクリニックを受診することが大切ですし、カウンセリングや投薬治療を行う必要があります。うつ病は再発し易い病気ですし、長期的な視野に立って完治を目指すことが大切です。医師や看護士との信頼関係を築くことで、何でも相談し易い環境になるはずです。些細なことがうつ病のきっかけになるのも事実ですが、同じように些細なことが解決の糸口になることがあります。ストレスを溜め込むことをせずに、何でも話すことから始めてみてはどうでしょうか。もちろん、家族や職場の接し方も鍵を握っています。とりわけ家族に関しては、一番の理解者であり症状を早めに気付ける立場にあるはずです。間違いのない接し方を理解することで、早期の回復と社会復帰が可能になるのではないでしょうか。綿密なコミュニケーションが必要不可欠です。ともすればうつ病の症状は、周期から見ると怠けやヤル気がないように映ることがあります。叱責や苦言は接し方として禁物ですし、執拗な問い掛けも注意が必要だと言われています。最も効果的な接し方と言われているのが、静かに患者の話に耳を傾けてあげることです。黙って頷いてあげることだけでも、患者のストレスは軽減されると言われています。無理強いをせずに、メンタルクリニックでの治療と傾聴を続けてあげるべきです。以前は中高年のうつ病発症が大半でしたが、最近は高校生や大学生がうつ病に悩まされるケースが増えています。ただの不登校とは違っていて、うつ病によって中退を余儀なくされている生徒も大勢います。接し方を間違えてしまうと、かえって症状が悪化してしまい社会復帰が遠のいてしまうことがあります。職場におけるストレスチェックが義務化されていますが、管理者が従業員の細やかな変化に気を配ることも重要だと言われています。抗うつ剤の進化によって、治療を行いつつ仕事を続けられる時代になっています。好奇の目に晒されることがないように、周囲の温かな見守りこそが大切ではないでしょうか。誰もが発症する可能性を持っているからこそ、正しい接し方を学んでおくべきです。